独立系ファイナンシャルアドバイザーをIFA「Independent Financial Advisor(インディペンデント・ファイナンシャル・アドバイザー)」と呼びます。

日本ではなじみの薄いIFA?
日本ではなじみの薄いIFAですが、海外では良く知られた存在で米国ではむしろ、証券会社の営業マンよりもIFAの人数のほうが多いほど。
欧米でIFAは、医師や弁護士などと同じように、社会的な評価が高く、多くの人から尊敬される職業の一つで裕福な家庭であれば、一家に一人のIFAが相続対策などの資産運用を任されているような現状もあります。
これまで日本では、金融商品を購入する際に証券会社や銀行の営業マンの話だけで買ってしまうケースが多く、独立系金融アドバイザーやFPと相談しながら資産運用する米国とはかなり状況が異なりました。

米国では12.7万人もいるIFA
日米で比較してみると、日本のIFAは約9320名(2024年12月末データ)に留まっている一方、米国においては、IFAが約12.7万人と個人向けに資産運用などの金融サービス提供者として、IFAが大きな役割を果たしています。
お客さまは金融危機を経て、金融サービスを利用する上で、金融機関のブランドではなく、本当に良いサービスが受けられる金融機関との取引を好むようになりました。また、米国では、IFA向けの支援サービスが充実したことで、大手証券会社等と遜色ない金融サービスが提供しやすくなったことが、IFA拡大の要因の一つとして挙げられます。
日本でも、老後に備えた資産形成への意識が高まってきており、企業型DCやiDeCo、NISAという非課税制度の拡充が進み、個人の資産形成を後押ししています。
IFAは銀行や証券会社等だけではなく、保険代理店、税理士、不動産仲介業、ファイナンシャルプランナー等でもアドバイザーとしてなり得る業態であり、お客さまのニーズに合わせて、最適な金融サービスを提供するIFAの必要性はますます高まってきています。

日本の個人金融資産は2000兆円?
日本の個人金融資産は2000兆円を超えており、その内、過半数が現預金となっています。
将来に向けて中長期的な資産形成が重要視されている中、「貯蓄から資産形成へ」の推進が重要な課題にあります。この課題を解決するため、専門的な知識を有し、推進できる金融サービス提供の担い手の一つとして、独立した立場で顧客にアドバイスを提供できるIFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)が注目されています。
年々、お客さまの金融サービスに対するニーズは高まってきており、IFA事業者は徐々に拡大をみせてきています。独立した立場で、ノルマや自社の商品販売のしがらみがなく、お客さまと長期にわたり関係性を構築できることから、身近な相談相手になれるとして期待されています。

拡大が見込まれるIFA
日本における IFA を含む金融商品仲介業者の登録外務員数は、ここ数年増加傾向にあります。
一種外務員のウェイトが高まる傾向にあるものの、二種外務員も一定割合を占め、個人の金融商品仲介業者としての登録外務員数が増えており、合計で約9320名(2024年12月末データ)となっています。IFAプラットフォーム等によるIFAビジネスへの支援が強化されてきていることから、既存の金融機関のサポートとは一味違う「IFAの魅力」が感じられます。
また、IFAはネット時代の資産運用に欠かせないと言われています。ネット証券は店舗、営業マン、窓口の人間がいないので、コストがかからず一般的な証券会社よりも手数料が安いというメリットがあります。その一方で、営業担当者がいないので投資情報はすべて自分で集めなければならず、投資対象の相談をする相手もいないというデメリットもあります。これのデメリット解消に一役買っているのがIFAです。ネット証券各社は、IFA経由の預かり資産が急増しています。
IFAは手数料(フィー)ビジネスです。顧客が金融商品を売買した際の手数料の一部を証券会社から受け取る仕組みになっています。証券会社の営業マンではないため、営業ノルマはありません。自社の金融商品だけを販売する必要もありませんので、顧客にとって最適なポートフォリオを組むことができます。資産運用の提案や商品の売買仲介は、IFAが証券会社から貸与されたシステムを使って行いますが、口座の管理、金銭・有価証券などの授受は顧客と金融機関の間で行われます。
元々手数料の安いネット証券でIFA経由により金融商品を購入すると、IFAの取り分が加わるので費用は高くなりますが、それでも従来の対面証券会社の手数料とほぼ同じです。金融商品の選択肢が多く、自由な点でIFAのほうがメリットは多いと考えられます。

IFAはあなたの長期運用のパートナー
多くの人が今、自分の将来の生活に不安を感じています。2014年にはNISA(少額投資非課税制度)も導入され、初心者でも資産運用を始めやすい環境が整いましたが、これは「自分の身は自分で守って下さい」ということにほかなりません。
もしあなたが「資産運用を始めてみたいけれども、どのような金融商品を選べばよいのかわからない」、「どのような投資方法があるのかわからない」「どんなポートフォリオを組めばよいのかわからない」と悩んでいるならば、ぜひ一度我々に相談してみて下さい。そして、自分にぴったりと合う理想の運用の形を見つけてください。我々キャピタル・トレーダーズ株式会社は人生を通じてあなたがお付き合いをする資産運用のパートナーとして全力を尽くしてまいります。
気になる点、お申込みに関してなど何なりとお気軽にご連絡ください。
※アイザワ証券IFA紹介ページ一部参照
https://www.aizawa.co.jp/ifa/message.